FXトレードでは為替レートの見方を理解する必要があります
FX初心者の人がFXトレードで利益を上げていくためには、最低限知っておくべき用語、概念、ツールの使い方などがあります。
レバレッジやスワップ、さらにはスプレッドやスリッページなど、まずは基本的な用語を覚えて、FX会社のWebサイトや書籍などに書かれていることを理解できるようになりましょう。
もっとも、私もFXトレードを始めたころは、FXに特有の用語や少し専門的な知識について勉強してから、デモトレードを始めていました。
そして、今回説明する為替レートの見方は、ある意味FXトレードで稼ぐためには一番重要かも知れませんので、覚えて下さい。この為替レートの見方が分からないと、FXで稼ぐどころかFXを始める事が出来ません。
為替レートの見方
さっきも説明しましたが、FX会社のシステムにおける為替レートの見方がわからなければトレードを始めることもできません。そして、この為替レートですが下記の画像例だと:
SELL120.329、BUY120.344となっており、SELLは売値、BUYは買値という意味になります。つまり、この例では120.344で買えます、また120.329で売れますという事になります。
ちなみに、このSELLやBUYですが、FX会社によってはSELL=Bid、BUY=Askという表示になっている場合がありますので、詳細は取引しているFX会社のシステムでご確認下さい。
それで、この為替レートですが、120.329や120.344など、小数点以下が3桁(ストレートペアの場合は5桁)になっている事が分かります。
実はこの3桁や5桁での表示ですが、以前は120.33や120.34などの2桁(ストレートペアは4桁)の表示が多かったのですが、ここ数年で3桁や5桁の表示になってきています。
もっとも、これには時代の流れが影響しているかも知れませんが、小数点の桁が多い方がより細かくスプレッドが設定出来ますので、FX会社や顧客にとってのメリットがあるのでしょう。
それと、この3桁や5桁の表示ですが現在もFX会社によっては2桁や4桁で表示しているところもありますので、詳細は取引しているFX会社でご確認下さい。
また、FXトレードでは為替レートの単位をpips(ピップスまたはピプス)と呼んでおり、クロス円(対円)では1銭=1pipsで1円になると100pipsと呼んでいます。
つまり、為替レートが120.329円から120.000円に下落した場合、この下落幅は0.329円=32.9銭になりますので、32.9pipsの下落=1万ドルを売っていれば3,290円の利益という事になるのです。